「手持ちのお金でも対応できるけれど資金を手元に置いておきたい・・・。」
「外壁塗装は費用が溜まるまではガマンしておこう・・・・。」
「外壁塗装(外壁リフォーム)をローンでやりたいんだけど,うちは住宅ローンもあるからなぁ・・・・。」
「外壁塗装かぁ・・・お金がないなぁ・・・・」
まず、外壁塗装で使えるローンは大きく分けて2つに分かれます。
リフォームローンと住宅ローンです。
どちらのローンも外壁塗装などのリフォームで使用できます。
ちなみにリフォームとは
リフォームとは、居住の改築や改装のことで、特に内外装の改装を差す和製英語。
英語の reform は「改心する、改正する」もしくは広く「作り直す」の意であり[1]、日本語の「住宅リフォーム」に相当する語は renovation、refurbish である。また、建築業者の中には「リフォーム」ではなく、「家を作り直す」との意を込めて「リホーム」 (rehome) としているところもある(これも和製英語)。
「リフォーム」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
具体的には、外壁塗装、屋根塗装、雨漏りなどの修繕外壁の張り替え、住宅設備(の取り替え、補修
今の住宅の床面積を増やす(増築)などなど
リフォームローンとは、金融機関や信販会社がリフォーム用として用意しているのがリフォームローンということになります。
このリフォームローンは内装工事、外壁塗装の工事、水回り関連などのリフォーム全般に対応してます。
今回は一般的に広く利用されている、
無担保型リフォームローンと有担保型住宅ローンについてザックリ説明してみます。
リフォームローン
一般的にリフォームローンは自宅を担保に入れない無担保ローンが多いです。
※有担保型もあります。
文字通り担保なしで借りられるローンのことで、借入手続きや条件、審査は、有担保のローンに比べて簡単で緩くなってるのが特徴です。
有担保ローンに比べて返済期限が最長10年で金利は高く設定されており、
担保がないので借入金額も500万くらいに設定しているところがほとんどです。
ですので大きなリフォーム工事であれば向いていません。
ただ、一般的な外壁塗装工事であれば十分な借入金額であります。
住宅ローン
有担保型ですので住宅を担保に入れることになります。借入可能な金額も無担保ローンに比べるとかなり多く、金利も安く、支払い期間も長く設定されています。
無担保ローンと比較してみるといいことづくめの有担保のローンですが、事務手数料、保証会社へ支払う保証料など、様々な費用が必要になってきます。
借入の条件や手続きが煩雑であったり、審査機関が長かったりするのが難点ではあります。また住宅ローンで義務付けられているもので団体信用生命保険加入と抵当権設定があります。ローンの返済期間中に契約者が死亡、または高度障害になったときに備える保険です。
担保の意味
将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。抵当。 「担保」goo辞書より
無担保型(リフォームローン)の有担保型(住宅ローン)比較
無担保型(リフォームローン) | 有担保型(住宅ローン) | |
初期費用(手数料など) | 無し | 20万円くらい |
金利 | 2.5~5% | 0.5%~4% |
借入限度額 | 500万 | 1億円が限度 |
支払い期間 | 最長で10年 | 最長で35年 |
審査・手続き | 簡単 2日くらいで審査完了 | 手続きが複雑で審査期間が長い |
有担保型は無担保型に比べて金利が安く、借りられる金額も大きくなります。
ですが、有担保型は初期費用、抵当権の設定費用に10~20万円手数料が必要になり手続きが複雑で審査に時間がかかるという傾向があります。
小さい規模の塗装工事、リフォームの場合など借りるべき金額が少なくて済む場合には、手続きが多く審査完了までに時間のかかる有担保型よりも手軽な「無担保型」のローンが広くオススメですね。
外壁塗装(リフォームローン)のローンはどこで借りる事ができる?借入先は?
- 構
優遇金利でリフォームローンも組む事ができるかもしれません。
ですので金利を安くしたいのであれば、
オススメなのは住宅ローンを組んでいる方であれば、その住宅ローンを組んでいる金融機関です。
2つ目は、一般的に銀行でリフォームのために借りられるローンです。
増改築や空き家解体資金、エコ関連設備設置、外構工事、オール電化リフォーム資金、ガス発電、インテリア購入資金など幅広く利用できるローンです。
中堅地方銀行
比較的ローン審査に通りやすい金融機関もあります。
インターネットが主体であまり有名でなく個人への融資に注力しているような銀行では、比較的審査は通りやすいとされています。
信販会社やカード会社でもリフォームローンとしての商品を取り扱うところが増えてきました。
実際に
外壁塗装などリフォームを依頼する業者が提携している信販会社などがあれば、
金利もより安くローンを組めることもあります。
4.住宅金融支援機構
4つ目は、住宅金融支援機構のリフォーム資金のための融資です。
財形貯蓄制度を利用されている方であれば利用可能です。
但し、財形貯蓄を1年以上続け、申込日前2年以内に財形貯蓄の預入れを行い、かつ、申込日における貯蓄残高が50万円以上あるなどの要件を満たした方、という条件はあります。
詳細はコチラから➡住宅金融支援機構リフォーム融資
オーナーさん、大家さんも利用できるリフォームローンもある
賃貸アパート、戸建ての賃貸、またアパートなどの不動産投資で外壁塗装、リフォームを検討中の大家さん、オーナーさんもリフォームローンが利用できます。
のようなローンが増えてきました。
外壁塗装でローンを組むメリット・デメリット
外壁塗装工事でローンを組む場合のメリット・デメリットについてです。
外壁塗装に限らず一般的なローンに関する事柄になります。
外壁塗装工事でローンを組むメリット
- 資金がなくても工事できる
- 手元に資金を置いておける
- 深刻な劣化を止められる
資金がなくても工事できる
「屋根・外壁塗装しないいけないのはわかっているけれど、資金が足りない・・・・」
という場合にでも、ローンを利用することで工事できます。
手元に資金を置いておける
「お家の屋根・外壁をキレイにしたのだけれど、一気に払っちゃうのも・・何があるかわからないし、手元においておきたい。」
屋根・外壁塗装の工事の資金はあるけれど、子供の教育費や急な事故などの出費にも備えておきたい、という方にもローンの利用で余裕を持って外壁塗装の工事ができます。
深刻な劣化を止められる
「家が傷んできているのはわかっているけど、資金を貯めてから考えよう。」
まず住宅などの建物全般に言えることなのですが、劣化して傷みが目に見えて出る前に塗装するのが長持ちさせる秘訣なのです。
資金がなくてもローンを利用することで、屋根・外壁の傷みが目に見えてきている状態であったとしても、深刻な状態になる前に対応できるのでお家を長持ちさせることができます。
外壁塗装工事でローンを組むデメリット
外壁塗装工事をローンで組む場合のデメリットについてです。
- ローンの審査がある
- 金利がかかる
- 毎月の返済がある
ローンの審査がある
外壁塗装のローンに限らずローンを組む際には、ローン会社の審査があります。
借入先の会社が借りる人がどんな職業で返済能力があるかどうかを見定める審査です。
ローンが完済する年齢などの条件も審査の対象になってくることもあります。
ローン審査が通るまでの煩わしさがデメリットといえます。
金利がかかる
ローンを組むということはお金を借りることですので、当然、金利が発生します。
ローンを組む場合には金利分を工事代金に上乗せして余分に支払わなければなりません。
この金利をデメリットととる事もできますが、すぐ工事できることでお家を深刻な劣化から未然に防いでいるので余計な工事費がかからないですんでいる、と考えることもできますね。
リフォームローンの紹介
実際に民間の金融機関が出しているリフォームローンをいくつか紹介してみます。
リフォームローン 楽天
リフォームローン JA
リフォームローン イオン銀行
リフォームローン UFJ(三菱UFJ銀行)
リフォームローン ゆうちょ
リフォームローン ろうきん
リフォームローン オリコ
※イオン銀行のサイトでリフォームローンのシミュレーションできます!
費用
外壁塗装工事が完了した後に全額一括支払いの業者が大半ではないかと思います。
塗装の塗り残しや掃除が完全に終了してから支払うので安心ですね。
ですが業者によっては工事前に手付金、着手金が必要になるところもあります。
支払い方法では一般的には一括の現金払い、一括振込が多いと思いますが、
中には、分割払いやカードのクレジット払いや自社のリフォームローンを取り扱っている業者もありま、
これらは業者によって様々です。
依頼する業者に確認してみるのが良いでしょう。
外壁塗装の費用を支払いに関して、ちょっと注意が必要なのは、
工事前に全額の前払いを提示してくる業者です。
着手金で、半金であったりする条件の場合もありますが、
基本的には、工事完了後の支払いと思っておいてください。
住宅ローンを返済中の方が外壁塗装をするために新たなリフォームローンを組むのではなく、
今組んでいる住宅ローンを別の金融機関に借り換えしてその際に外壁塗装などのリフォームの費用も入れて一緒に借りるということができます。
この方法ですと金利も安く借りることができますので、
上手く利用でできれば新たなリフォームローンを組んだ場合の支払額と数十万~100万円ほどの差が出ることもあります。
住宅ローンの借り換える際に外壁塗装費用もまとめて借りることのメリットとしては、
住宅ローンの安い金利で借りられることとローンを一本化できるので家計の管理がしやすいということが挙げられます。
注意点は住宅ローンの借り換えには諸費用が発生します。
住宅ローンでリフォーム費用を低い金利で借りられるとしても、諸費用を含めた総額が多くなっては元も子もありませんので、
金融機関などに相談の上考えられるのが良いでしょう。
ちょっとお得にリフォーム支援制度(外壁塗装のローン以外の支払い方を考える)
「外壁塗装のお金が足りない・・・・」
「ローンもいいがお得に外壁塗装ができないかな?」
とお考えの方に、
外壁塗装がちょっとお得にできるリフォーム支援制度を紹介しておきます。
リフォーム支援制度で外壁塗装などのリフォームが優遇されるのは、補助金、助成金関連と税金の優遇です。
国、市町村、自治体の補助金・助成金
外壁塗装などのリフォームに関する様々な補助金・助成金の制度を国、市町村、自治体などそれぞれが様々な制度を設けています。
あなたの住んでおられる該当の自治体の制度を利用してお得に外壁塗装を考えましょう。
外壁塗装に使える助成金(補助金)があります!受け取るための条件とは?
このサイトでは、外壁塗装の助成金の受け取りまでの流れ、条件、注意点など書いています。 詳しくはコチラ 利用満足度 99.2% NHK出演アドバイザーがいます ...
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次世代住宅ポイント制度
住宅のリフォーム等に関する支援制度の一つです。消費税率の引き上げに伴い新たに創設されました。
リフォーム工事に対するポイント制で様々な商品と交換できます。
2019年に再開?住宅エコポイント(次世代住宅ポイント制度)って外壁塗装などのリフォームは関係ない?
外壁塗装に悩んでいる外壁塗装などのリフォームをお得にできないかな・・・?って調べていたら、リフォームでももらえる住宅エコポイントの存在を知ったのですが、外壁塗装や屋根塗装のリフォームでも住宅エコポイン ...
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税金の優遇
外壁塗装などのリーフォームを行うことで、税金の優遇を受けることができるというものです。
但し、対象となるリフォームの内容などに様々な条件があり、また優遇される税金が5種類でそれぞれに制度があるので工事前に業者等によく確認しておいた方が良いところです。
対象になる税金の種類が下記のようにあり、それぞれにおいて、対象となる工事や、税率、他の税制優遇との併用の可否などが決められています。また、申請先や、期限もそれぞれの制度によって違いますので、工事着手の前によく確認をしましょう。
- 住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)
- 特定増改築をした場合の住宅借入金等特別控除
- 既存住宅を耐震改修した場合の税額控除
- 既存住宅を特定改修した場合の税額控除
- 固定資産税の減額
- 相続時精算課税制度の住宅取得等資金の贈与を受けた場合の特例
※住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)に関して
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)に関して適用の条件などは、国税庁HPなど参照してください。
対象となる工事
工事費用が補助金などを引いた金額が100万円超でかつその2分の1以上が居住用部分に関するものなどの要件をきたしていればOK。
外壁塗装の前に知っておいた方が良いことです。⇩
外壁塗装のお金の話⇩
外壁塗装は複数業者の相見積もりが必須
ハケ兄(はけにい)外壁塗装の工事にはお金がかかります。 それもかなり大きなまとまった金額のお金です。 覚悟してください! 外壁塗装に悩んでいるもう覚悟しています! 外壁塗装の工事にお金がかかるのは知っ ...
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