このサイトでは、外壁塗装の助成金の受け取りまでの流れ、条件、注意点など書いています。
※意味合いが同じなので、このサイトでは助成金で統一しております。
- 工事金額の指定
- 使用する塗料の指定
- 税金滞納がない
- 過去に助成金・補助金を受けていない
※外壁塗装の助成金を受け取る条件になりますが、これはあくまでも一般的な条件ですので、各自治体の条件とは異なる部分もありますので要確認です。
すでに工事中の場合は助成金の対象にならないので要注意です。ですので工事開始日など、塗装を依頼する会社に確認しておいた方が良いでしょう。
工事金額の指定
OO円以上の工事など工事金額の指定がある場合があります。
使用する塗料の指定
遮熱塗料、断熱塗料の仕様が条件の場合があります。
税金滞納がない
過去に世帯の全員が税(町税・国民健康保険税・介護保険料・各種使用料及び各種貸付金の返済金・他町に対する債務など)に関して滞納ないこと。
過去に助成金・補助金を受けていない
どんな工事であれば助成金の対象となるのか、自治体によってかなり違いがあります。
助成金や補助金の対象となる工事として多いのが「遮熱塗料」と「断熱塗料」を使用した屋根の塗装工事です。
普通のお家の塗り替え工事でも最近ではよく使用することがありますので、
ココのハードルは高くないですよ!
ペンキ屋さんに聞いてみてください。
メモ
業者のオリジナル塗料には注意!
塗装業者が作っているオリジナルの塗料というものが存在します。
この塗装業者オリジナルの遮熱塗料が、自治体が指定している遮熱塗料や断熱塗料として扱われないものであれば、
助成金は受けられません。
これは遮熱塗料に限ったことではないのですが、業者オリジナルの塗料には、慎重になった方が良いですね。
あなたは助成金が受けられるのか?このサイトから便利に調べられます。⇩
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和元年度版)
というのが外壁塗装の助成金の申請から受け取るまでの流れになります。
基本的には自分で手続きすることができます。
ですが、図面の提出などいろいろめんどくさいこともあるので、依頼する予定の業者に依頼してみるのもよいかと思います。
また地元の優良業者で助成金に関してよく知っている業者であればお願いするのも良いでしょう。
代理で手続きをやってくれる業者もいます。
外壁塗装の助成金に関して必要な書類
外壁塗装の助成金申請から受け取りまでの間で、
必要になる書類をまとめてみました。
- 助成金の交付申請書(自治体のホームページからダウンロードできます。)
- 住民票の写し
- 納税証明書・税金に未納がないことの証明の書類
- 住宅に関する登記事項証明書
- 塗装業者の外壁塗装工事の見積書
- 住宅の平面図、見取り図
- 建築基準法の確認済証
- 施工前の建物写真
などが挙げられます。
外壁塗装の助成金に関して必要な書類は申請する各自治体によって異なります。
各自治体のホームページなどで必要書類をチェックしてみましょう。
外壁塗装の助成金の注意点
助成金対象の工事の条件を満たしていなかった・・・
外壁塗装の助成金が下りないよくあるケースの一つに、
助成金対象の工事の条件を満たしていない、
ということがあります。
ヒートアイランド対策などの助成金の場合には、
塗料や塗装面積が細かく指定されている場合が多いので、助成金申請にはより注意が必要です。
「申請期間が終わってた・・・・」
外壁塗装などのリフォーム関連の助成金・補助金の申請期間が、市などの自治体から一定期間だけということが多いので
外壁塗装の予定がある方は、市役所などの自治体の情報はマメにチェックしておいた方が良いでしょう。
申請期間が終わっていたとしても、
毎年度助成金の受付を行っている自治体が多くあります。
次の年度まで待ってみても良いかもしれません。
北区:「新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成」において、日射反射率50%以上を有する「遮熱性塗料」
墨田区:地球温暖化防止設備導入助成制度の中で「遮熱断熱塗装」。
荒川区:「地球温暖化防止及びヒートアイランド対策助成金交付制度」において「遮熱性塗装」
港区:地球温暖化対策及びヒートアイランド対策、「日射反射率が50%以上と認められた塗料」による「建築物の屋上又は屋根」の「被覆工事」について助成金。
豊島区:「エコ住宅普及促進費用助成金」において「高反射」塗料を使った工事
新宿区:「住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助金制度」における「屋根又は屋上」の「高反射率塗料」による塗装工事
品川区:「品川区環境共生住宅助成事業追加募集」において、「省エネルギー型設備設置工事・断熱・遮熱化工事」。
千代田区:「ヒートアイランド対策助成金」の対象を「高反射率塗装」による屋上全体の塗装
メモ
実際、本巣市住宅リフォーム事業部に問い合わせてみました。
「外壁塗装工事であれば特に屋根のみとかエコとかでなくても、
家本体に関する工事であれば助成します。」(外構や塀はダメ)
ということでした。
先の書いた助成金を受けるための申請に関する条件はありますが、
工事に関しては費用が20万円以上の外壁塗装の補修工事であれば助成金が受けられるとのことでした。
その他の県・市の外壁塗装に関する助成金関連一覧
- 北海道 札幌市
- 宮城県
- 兵庫県 三田市 伊丹市 明石市 加古川市 神戸市 姫路市 尼崎市 芦屋市 川西市 宝塚市
- 大坂府 大阪市 堺市 八尾市 東大阪市 寝屋川市 和泉市 高槻市 岸和田市 箕面市
- 広島県 広島市
- 神奈川県 横浜市 相模原市 小田原市 茅ヶ崎市 大和市 川崎市 藤沢市 秦野市 横須賀 綾瀬市
- 東京都 世田谷区 江戸川区 町田市 練馬区
- 千葉県 船橋市 松戸市 市原市 鎌ヶ谷市 館山市 柏市 流山市
- 埼玉県
- 愛知県 名古屋市 瀬戸市 春日井市 岡崎市 愛西市 豊田市 豊川市 あま市
- 静岡県 御殿場市 伊東市 焼津市
- 福岡県
※特筆する点で、兵庫県ではエコキュート・蓄電池、設備投資に関する助成金・補助金、名古屋では家賃補助などがあります。明石市では、空き家に対する補助、愛知県ではAED設備、LEDに対する補助もあります。
各市や自治体による補助金・助成金制度は様々です
各市や自治体による補助金・助成金制度は、数も色々様々なものがあります。
戸建ての外壁塗装に限らず、トイレ、水回り、浴室リフォーム、またマンションや介護向けのものなどリフォーム全般の補助なども用意されているところもあります。
まとめ
外壁塗装の助成金に関して、
自治体によっていろんな条件があるので該当しない工事かもしれませんが、
まずはお住いの地域の市役所など自治体に問い合わせてみるのをおススメします。
どの市や自治体でも助成金関連はすぐに枠がいっぱいになることが多いので、
早めに情報を仕入れておいて準備しておいて、募集開始すぐに申し込める状況にしておいた方が良いでしょう。
せっかく助成してもらえるかもしれないのに使わない手はないですよね。
業界の活性化になるので助成金をどんどん出してほしいものですね。
外壁塗装の相場は地域によって違います。
隣のお家とも違います。
あなただけのお家の相場を把握しておいてください。
ネットからザックリとした見積もりがわかるサイトが便利です。
とても便利ですがメリット・デメリットは知っておいた方が良いでしょう。
まとめてますので是非読んでみてください。
一級塗装士が答える「外壁塗装の一括見積りができるサイトってどう・・・?」オススメ一括見積もりサイトは?
外壁塗装工事をローンでできないかなぁ…という方に、読んでほしい記事です。⇩
「外壁塗装でも助成金ってでるの??」
「外壁塗装のどんな塗装でも助成金ってでるの?」
「外壁塗装の助成金はどうやってもらえるの?」
「外壁塗装の助成金の申請方法は?」
外壁塗装の助成金(補助金)のことで悩んでいる方に向けて書いています。