外壁塗装の基本

外壁塗装で二回塗りって言ったら

外壁塗装に悩んでいる
外壁塗装で二回塗りって、普通ですか?

 

ハケ兄(はけにい)
んん〜…、ちょっと詳しく聞かせてもらえますかな。

 

外壁塗装で一口に「二回塗り」といっても、

 

いろんな仕様が考えられます。

 

私が知っている外壁塗装での二回塗りということ全て説明します。

 

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だれが外壁塗装を二回塗りとか三回塗りとか決めるのか?

外壁塗装の塗装方法や塗料の選択、塗り回数などは塗装業者が勝手に決められるものではありません。

ほとんどの場合は塗料メーカーの製品仕様に準ずるわけなのです。

(ほとんどの場合としたのは、大手の塗装業者であれば、自社ブランドの塗料を使用おり仕様も決めているところもあるのかな?、という理由です。)

 

塗料メーカーが開発した様々な塗料を

塗装業者は外壁の状況などからどの塗装方法、塗料が適しているかを判断して塗装していきます。

 

大手ハウスメーカーなどはそれぞれの塗料メーカーと提携していますので、

メインの塗装部分は提携の塗料メーカー製品を使用します。

 

一般的な塗装店でもやはり贔屓の塗料メーカーがあったり、

単に使いやすいから、というように同じメーカーのものを使用する傾向があります。

 

外壁塗装で二回塗っていったら

外壁塗装で二回塗りと聞いてが最初に思いつくのが

 

上塗りが二回塗りということなのかな。

 

見積もりにシリコン塗装・2回塗り とか書いてあります。

 

外壁塗装で二回塗りという意味合いになるのが、

 

最も一般的な仕様の対候性のある水性塗料の二回塗りの仕様です。

 

一般的な外壁塗装の仕様上塗り塗料の二回塗りになっています

外壁を塗装する工程で標準的なローラー塗装の工程が、

水性のシーラー(下塗り)×1回

水性塗料(中塗り)×1回

水性塗料(上塗り)×1回

となります。

おそらく、一般的な戸建てのお家の外壁塗装の工事で、

 

この仕様が一番多いんじゃないかと思います。

(スタッコやリシンなどの吹き付けではなくここではローラー塗装の話です)

 

この場合に中塗りと上塗りは同じ上塗りの塗料を使用することが多いです。

 

ですので、上塗りは2回という説明になっているメーカー、業者もあります。

 

SK化研のセラミシリコンのカタログより引用

中塗りという表示がなく、上塗りの塗り回数が2回となってますね。

 

下塗り回数を2回塗るときは、

下地の塗料の吸い込みが激しいときなど状況に応じて判断するのです。(下地の状況でフィラー系の仕様もあります)

 

関西ペイント アレスアクアシリコン カタログより

関西ペイントのアレスアクアシリコンの仕様ですが、

ここでも上塗り2回塗りの表記ですね。

 

 

中塗り専用がある場合もあります

 

日本ペイント オーデフレッシュ カタログより

オーデフレッシュは中塗り専用塗料が用意されていますので、上塗り塗料2回塗りではありません。

この中塗り専用がのは、各塗料メーカーのフッ素系塗料によくあります。

 

溶剤系・弱溶剤系の塗料の2回塗

溶剤系、弱溶剤系塗料の外壁に塗装できるものも多くあります。

下塗りなし上塗り2回塗りというものが多いです。

ですが下地の状況では必要となっています。

 

ただ、溶剤系・弱溶剤系塗料は希釈がシンナーということもあり、

やはりニオイがして臭いです。

 

ですので、一般戸建ての住宅の外壁塗装工事の外壁部分などの広範囲の塗装では、

このニオイの点からあまりオススメされない傾向があります。

 

ですが、一般戸建て住宅の鉄部・木部・付帯部塗装・屋根塗装では、

弱溶剤系が大活躍です。

 

ハケ兄(はけにい)

実際に私が過去に何度も作業したことのある仕様なのですが、

当時はウレタンの弱溶剤の塗料をサイディングの外壁に2回塗りで仕上げるという仕様でした。

最近では外壁塗装に溶剤系シリコンの2回塗り、

という内容で施工している業者も、あるかとおもいます。

 

SK化研 クリーンマイルドシリコン カタログより

下地調整後は、下塗りがなしで上塗り2回塗りとなっています。

 

ハケ兄(はけにい)
このSK化研のクリーンマイルドにはお世話になっています。外壁には水性塗ってますが、鉄部・木部他色々はこれで塗ってます。

 

日本ペイント ニッペファイン カタログより

 

他、外壁塗装で2回塗りといえば

外壁塗装で外壁や屋根以外に、

雨戸、雨樋などの鉄部・木部・付帯塗装部塗装というカテゴリーがあります。

 

ここでも、

仕様が上塗り2回塗りが通常です。

 

SK化研 クリーンマイルドシリコン カタログより

鉄部にはさび止め塗料は必須です。

さび止めの後は、上塗り2回塗りです。

 

油性ペンキでも上塗りは2回塗り、2度塗りなのです。

塗装は基本的に重ね塗り

ペンキを2度塗る理由としては、まずは塗装に厚みを付ける必要があるためです。

この厚みを膜厚といい耐久性が発揮される基準値が厚みがあります。

 

ですが、一回塗りで厚く塗って膜厚を付けることは、2回でつけた膜厚と違った耐久性のものになります。

膜厚計

外壁塗装において子の膜厚を検査する、膜厚計というものがあります。

暑く塗った塗膜からセンサーを当てて、その塗膜の底の下地からの部分の跳ね返りを読み取ります。

 

それと一度塗りだけだだとかなり小さな塗膜の穴や単純な塗り残しが生じる恐れもあります。

これにより外壁など塗装箇所に雨水などが直接触れるてしまい、

塗料でのガードができない状態になって劣化が早まります。

 

これは屋根の塗装でも同じで、

屋根の塗装回数はシビアに上塗2回以上は必須なのです。

屋根の場合、下地の関係でシーラーも2回以上塗装することもあります。

塗装職人によって塗り回数は変わることも・・・

塗料メーカーの仕様によって、

塗り回数は決まっているのですが、

 

下塗りが一回塗りとなっていても、

下地の状況で二回塗り、三回塗りと塗ることはあります。

(屋根の塗装で下塗り(シーラー)は、塗った後、塗装面がアメ色になるまで、というような注意があるものもあります。)

ハケ兄(はけにい)
私は、屋根塗装であるセメント瓦にシーラー四回塗りしたことあります・・・・。

 

上塗りでも二回塗りとなっているところを、

仕上がりが悪かったりすると職人判断で

三回塗ることはあります。

 

当然、追加費用なんてありません。

 

こういう判断は現場の職人に委ねられていることがほとんどです。

 

仕様の塗り回数は塗ったけど、仕上がりが悪い場合などは実際にありますので、

業者の差が出るところかもしれません。

 

ハケ兄(はけにい)
外壁塗装の塗り回数はメーカー仕様の回数で十分なはずなんですがより良い仕上がりをイメージして塗装している塗装業者に依頼したものですね。

 

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